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2013年11月10日日曜日

賞味期限延長は意味がない。


賞味期限の延長だけでなく、「消費者」「小売り」「メーカー」の意識を変えなくてはいけない。

とりあえず廃棄になる原因をそれぞれの立場ごとに挙げてみました。

【消費者】
・同じ商品であれば、賞味期限の長いモノを選ぶ。
 ※保存用として購入する場合もあるので、当然である。

【小売り】
・賞味期限が短くなったものを仕入れない。
 ※「3分の1ルール」という賞味期限が3分の1を過ぎたモノを仕入れない慣習がある。

【メーカー】
・過剰生産
 ※欠品を出さないため。

他にも理由は色々あるが、代表的な原因は3つだ。

これでは賞味期限を延長したって食品ロスはなくならない。

そりゃそうでしょう。賞味期限が延長されたって基本的な仕組みが変わらないので、メーカーは必ず過剰生産するし、小売は賞味期限が長いものしか仕入れない。もちろん、消費者だって賞味期限が長いものを選ぶ。

3者すべての意識と慣習を変えなくてはならない。だが、それも簡単ではない。自分の利益を最優先してしまうからだ。なので、法律で店にストックが無くなってからしか仕入れできないとか、縛りを設けないとならないだろう。

正直、どんな法律を作ればいいのかわからないが、人間の意識や構造改革するよりは効果が出るだろう。

とりあえず「3分の1ルール」の撤廃メーカーの過剰生産を抑制させることから始めよう。

本当に食品ロスを無くしたいのであれば出来る!(利益を度外視すれば)

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